この世界の片隅に
「この世界の片隅に」を観ました。
2016年の11月ぐらいからロードショーされていた映画ですね。
当時は「君の名は」が大ヒットしていたのを覚えています。
「君の名は」は流行りにのって映画館で観ました。
確か、近所のイオンで一人映画。
「この世界の片隅に」はロードショーされているときから映画館で観たいと思っていた作品だったのですが、なんやかんやしていたら終わってしまっていました。
それでなんで今頃観たかというと先週Netflixを眺めていて発見したからです。
ずっと観たいと思っていた作品なので見つけて即マイリス。
「この世界の片隅に」の事前知識はアニメーション映画、戦争系?、声が「のん」さんの三つぐらいです。
さて、前置きはこれぐらいにして少しだけ感想を書いていこうと思います。
ネタバレはしない程度のうっすい感想になります。
戦争に関する内容は悲しくなりますし、私の文才では表現できないので書きません。
自分で観ていろいろ感じてください。
内容に関しては申し分なく、とても良い作品でした。
2時間という限られた時間の中での作品なのでちょっと物足りないというかもっと観たいという感情は芽生えました。伏線とかもっと一人一人の心情とかは原作ではもっと繊細に描かれているのだと思えた作品でした。
序盤が結構展開が早いので残念でしたが、序盤を長くするとただのほのぼの日常映画になってしまうのであれぐらいの展開のスピードがちょうどよいのだと思います。
ただのリアル戦争映画という雰囲気ではなく主人公すずがいることでちょっとマイルドになっていて終盤まで割と楽しむことができました。ところどころ不思議な描写があって面白かったです。
アニメーション映画として作品にぴったりの作画だと感じました。「君の名は」と同じような作画でやられたら相当ショッキングだったと思います。ジブリ作品の「かぐや姫の物語り」ほどではありませんが絵が動いているような作画で様々な表現の仕方をしていて感心しました。
内容とは関係なく気になるところが一つありまして、
これは「君の名は」でも感じたことなのですが、映画のはじまりのタイトルが出てくるところで監督の名前や声優の名前を出すのはなんなのでしょうか?
タイトルロゴが出てくるぐらいならスムーズに観ていられるのですけど、名前とか出されてスムーズに本編に入りづらいです。戦争系の映画ということで始まった瞬間から結構低めの気持ちで作品に入り込もうとしているときに急に現実に引き戻されて少し気になりました。結局最後には全員分のスタッフクレジットが流れるから冒頭で流す必要はないと思います。
「君の名は」に関しては最初オープニングソングみたいなの流れて本編の映像少し流れていましたからね。あれは萎えました。(内容は面白かったです)
こういうのはアニメーション映画では普通なのでしょうか?
それとも最近の映画は最初と最後にスタッフクレジットを流すのでしょうか?
あともう一つ残念なことは、映画館でこの映画を観れなかったことです。
この映画は可能なら映画館でみたかったです。
今度から気になる作品があったら積極的に足を運んでみようと思いました。
そういえば、今度実写化するんでしたっけ?
誰が主役なのか少し気になりますね。のんさんだと面白そうなのですが。
のんさん声優上手だったと思います。全く気にならず楽しめました。